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F-STMという生物の観察日誌である。 ゲームネタから時事ネタなど、早い話が日記さ。
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前回 無事に自動車免許が受かり、学校の単位もなんとか取れて、喜んだも束の間のことです。

既にご存知ですが クレヨンしんちゃんの作者 臼井義人 先生はお亡くなりになりました。
自殺か事故は不明ですが 私は悲しくなりました。


人はこんなにもあっさり死ぬものか。

死んだら元も子もない。




今日、古本屋である漫画があったので買いました。

DVC00051.jpgDVC00050.jpg










以前にも日記で書いたものですが この漫画のあらすじを書くとこうです。

主人公ムジナは卍の里の下忍。
卍の忍者は掟として 任務のために死にそうになったら自害する。
しかし、主人公の父 ゴキブリは常にしぶとく生き残るからゴキブリと言われ
周りには馬鹿にされ、ムジナも馬鹿にされる始末。

しかし、ある日の夜 ゴキブリはムジナに必殺の術を伝授して
本当はすごい忍者だいうことをしったのです。

そして、忍者の扱いやその世界の厳しい現実を教えて去って行った。

ゴキブリは最後に ムジナにこう言い残して・・・。
”生き抜いてやれ” ”愛する者は作るな”


・・・とまぁ こんな感じの作品ですが
これは作者の絵が良い具合に生臭さが出ているので賛否両論になっています。

それが原因であまり長くやれなかったのかもしれないのでしょうね…。

それでも、ストーリーとしては非常に優秀で、終盤の展開には絶句して
最後の戦いが 1対1の対決ではなくて1対100、いやそれ以上の忍者との死闘ですよ!?

どこぞのバトル漫画なら雑魚が何人いようが関係ねーでしょうが 
この漫画も結構一人が数人を倒すことがあるけど
倒す手段が本当に地味でリアルです。

それでも、どんなに絶望でも生きるために彼は戦うそのさまに感動した!
体中が切り刻まれ、目玉を飛び出し、腕も脚もなくなっても
必死に生きようとするんです。

そして 最後のラストシーンでのあれはほかのサイトの感想の通り


圧巻です。


俺は ここまで心が打たれた漫画はいくつもの数がある。

でもこれは生きることにここまで必死になることに共感が持てた。

主人公に超人的な能力はない。 いや、ある対決でそれがあったけど
それでも勝つために馬鹿にされるような、そして汚い方法であっても
あらゆる手段を使ってとにかく生きようともがく。

俺はこれほどまでに必死に生きる人の姿の美しさを見たことがなかった。

これだったんだよ。
俺が求めていたものが――――。

これだったんだよ、この人の執念が求めていたものだったんだよ。

作りたい作品として、語ってみたい作品として。


まぁ、全巻数時間(合計1~2時間ぐらいか?)で読破した俺だけど
これは今の日本人全てが読んでほしい漫画だと思う。

けっこうグロとかエロとか受け付けづらい描写がてんこ盛りだけどね。

よく読んで そして生きることについて じっくり考えてほしい。
特に自殺しようとかしている人にはこれを読んでもらいたい。

近年はたやすく挫折とか自殺とかして死んでしまう人がいる世の中。
だからこそ俺は今の世の中にこの漫画を推奨する。

たとえ、どんなに生きるのがつらくても、どんなに世間や人に罵倒されても
”生き抜いてやれ”

俺は作品を人に評価して見せるまで作り続けるよ!

さて、頑張ってみるか!
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